2013-03-12 ■ 家に着いたのは翌日の夕方だった。 ちっとも様子の変わっていない自分の家の様子を見て、何故だかぞっとしたんだ。 割れた地面。 アスファルトから生え出したかのように突き出たマンホール。 斜めに傾いた電柱。 映画さながらの光景の中を歩いて帰ってきた自分にとって、 不思議でならなかったんだ。 その悪寒は現実のものになったわけだけれどね。