どこにも吐き出せなくなって、

さいごにここに来た。

 

どうしようもないふんわりとした絶望感を

だれかに聞き流してほしいのに、

誰もいない、ここへと来てしまった。

 

誰もいないから正直に、正直に言うけれど

自分がなんもなくて、それがなまじわかりはじめてて

ぜんぶがいやでしかたなくて、しにたくてしょうがない。

 

 

そんな風に思うくらいなら、

また死にかけるくらいまで、突進してみればいいじゃない

なんてことも思うけど、

うごけない。力がでない。

 

どうしてあの時期のわたしは

無軌道に無茶な道を爆走できたんだろ。

 

夏の暑さにやられてたのかな。

脳味噌沸騰して味噌汁になってたのかな。

 

今はさながら寒さでフリージングされて

カッチカチの使えないお味噌。

トンカチで叩いたら粉々になっちゃうね。

 

ばらばら。

 

ばいばい。