music, circle, now and ever
初めはひとりだった。
ライブハウスなんて友達の付き合いでしか行ったことなかったから、内心ドキドキしてた。
けど、ひとりぼっちだし、ビビってるのがバレるのとか恥ずかしいから、必死で平静を装ってた。
「ライブハウスとかよく来てますけど? あ~、このハコはこーゆー感じなのね~」みたいな。
今考えるとソワソワ感丸出しだったんだろうなぁ。
それが一年経った今では、誰と待ち合わせしていなくったっても、ライブハウスに行けば必ず顔を見知った誰かしらと出逢える。
出番が来るまでたわいもない話に付き合ってくれる相手がいる。
終演後、一緒にぐだぐだとお酒を飲んでくれる相手がいる。
少しずつ広がっていった、つながり。
これからも大事にしていきたいな、って思う。
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まっすぐなひとの瞳は
ひとつの汚れなくきらきらしている。
それを見抜く力だけじゃなく、
それに近づく力が欲しいな。
繰り返し精錬することによってのみ
そこに近付けるんだろうか。
■
どこにも吐き出せなくなって、
さいごにここに来た。
どうしようもないふんわりとした絶望感を
だれかに聞き流してほしいのに、
誰もいない、ここへと来てしまった。
誰もいないから正直に、正直に言うけれど
自分がなんもなくて、それがなまじわかりはじめてて
ぜんぶがいやでしかたなくて、しにたくてしょうがない。
そんな風に思うくらいなら、
また死にかけるくらいまで、突進してみればいいじゃない
なんてことも思うけど、
うごけない。力がでない。
どうしてあの時期のわたしは
無軌道に無茶な道を爆走できたんだろ。
夏の暑さにやられてたのかな。
脳味噌沸騰して味噌汁になってたのかな。
今はさながら寒さでフリージングされて
カッチカチの使えないお味噌。
トンカチで叩いたら粉々になっちゃうね。
ばらばら。
ばいばい。
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あんなにも溢れ出しそうで苦しかった
言葉たち、衝動たちは、
一体どこへ消えたのだろう
どこへ走り出せばいいんだろう
こころの指さす方向が見えない
■
死にたくてどうしようもなくなって、生きたくてどうしようもなくなって、
その繰り返しで今に辿り着いてんだ。
ありがとうを投げたいよ、いっぱいいっぱい。
■
才能皆無
ならば量で勝負するしかない
書く書く書く!